2024‐2025年度 2670地区ガバナー方針
「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」
国際ロータリー第2670地区
ガバナー 夏見 良宏
海外からの声に「日本には何でもある。無いのは夢と希望だ。」と揶揄されることがあります。責任の一端は、先を生きる私たちにもあります。
大谷翔平選手が、日本国内の全小学校に野球のグラブ約6万個を寄付することを発表しました。未来を担う子どもたちへの行動に世界中から称賛の声が寄せられている、というニュースを目にしました。その中で大谷選手は、「プレーする側としては夢を与えようと、元気を与えようとは全く考えていないので、そう受け取ってもらえればうれしいかなと思って毎日頑張っています。」と、インタビューに答えていました。
私は、2024-2025年度ガバナー方針を「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」としました。世界は大変困難な時代にあります。だからこそ、今を生きる私たちは、この地球を守りながら、平和で、青少年が将来に夢や希望が持てるようなツールを提供する必要があります。ただ、そこには、夢を与えようとか、希望を与えようとかではなく、自然とそう受け取ってもらえるようなインパクトのある事業が必要です。
ミネリアル世代やZ世代に代表されるように若者は経済第一主義から、文化を大切に生きていく生き方、日々をエンジョイする生き方へとその価値観を変化させながら逞しく生きています。
国は、新学習指導要領の中で、「グローバル化や人工知能・AIなどの技術革新が急速に進み、予測困難なこれからの時代、子供たちには自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して行動し、よりよい社会や人生を切り拓いていく力が求められます。学校での学びを通じ、子供たちがそのような「生きる力」を育んでもらいたい。」としています。子供たちは、社会の変化を見据えた新たな学びへと進化しているのです。以上のことを踏まえ、2024-2025年度 地区とクラブの共同目標及びガバナー方針を「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」としました。各クラブには「青少年に夢を」を行動計画の基盤におき、「より大きなインパクトをもたらす」、「参加者の基盤を広げる」、「参加者の積極的なかかわりを促す」、「適応力を高める」という四つの優先事項の柱とした事業をお願い致します。
2670地区全員の力で、次の世代が輝ける社会実現のために、ロータリアン、ロータリーファミリー、すべての皆さまのご協力を心からお願い申し上げます。
1.ポリオを根絶
2.ロータリー財団への寄付
3.「青少年に夢を」プロジェクト
1.多様性、公平さ、インクルージョンを育むための活動を推進する。(DEI委員会)
2.新たなパートナーシップを築く。「会員増強と新クラブ設立」
3.公共イメージ向上
4.海外の地区・クラブとの交流
1.ロータリーファミリーの積極的参加
2.ロータリークラブとローターアクトクラブ間の協力とつながりを強化する。
1.革新的なアプローチ「インパクトをもたらそう」
2.DEI活動の推進
3.RLIの理解
2024-25年度国際ロータリー第2670地区ガバナー
夏見 良宏