■企画 | : | NPO法人Creer(クレエール) 担当 喜多條雅子様 |
■日程 | : | 2023年8月6日(日曜日) |
■参加者 | : | クレエール子ども食堂の子ども達、家族、ボランティアの皆様 |
■行程 | : | 7:30 徳島市万代町 クレエール出発 途中 阿南のファームでミニトマト収穫体験 9:30頃 海部郡美波町阿部 阿部漁港到着 阿部漁業協同組合にて漁業見学とあわび、さざえ等買い物 その後地域の説明と散策 11:00阿部漁港出発 11:30海部郡美波町由岐 西の地コミュニティセンター 昼食(コミセン2F) 13:00由岐漁業協同組合及び由岐漁協にて水揚げの見学、お買い物、由岐町の説明と海岸への散策 15:30頃 由岐漁業組合出発 17:00頃 万代クレエール到着 解散 |
■レポート 報告者:徳島ロータリークラブ 信岡保久
2023年8月6日(日曜日)
クレエール子ども食堂漁業体験ツアーに36名が参加し美波町へ行ってきました。
今回の漁業体験企画は、NPO法人Creer(クレエール)様の企画で農林水産省の「地域での食育の推進事業」として実施されました。体験ツアーには徳島ロータリークラブとして寄付をさせて頂き、高畑委員長、坂東幹事、木内会員ご家族、信岡会員ご家族がご一緒させていただきました。
朝、全員が元気に集合。時間通り万代町を石井観光様の中型バス2台に分かれて出発しました。
美波町へ向かう途中の阿南市の「育みファーム和」にて、ミニトマトの収穫体験を行いました。赤々と可愛らしいトマトがたくさん実っており、次から次へと子供たちはもぎ取り収穫を体験しました。
阿南市を出発すると、阿部漁港へ向かうには細く険しい山道を通りながら、素晴らしい景色の阿部地区の街並みへとバスは進んでまいりました。阿部の漁協に到着しますと、漁協の方にお話を聞きながら、水揚げされたアワビやサザエを生け簀から上げてもらい拝見させていただきました。子供たちは初めて見るとれたてのアワビやサザエに興味深々と近づいて触ったり持ってみたりしながら、重さや感触を実感していました。そして親御さんたちに向けてはそのまま即売会という事で、アワビやサザエをお買い求めいただきました。
漁協を後にし、歩いて移動し美波町阿部地区の歴史や漁業の事を自治会長の海司様から教えてもらいました。その後、万が一の時の高台への避難経路を通って、高台へある防災公園・防災ヘリポートまで案内してもらい全員で歩いて散策しました。避難経路の山道にはスダチの木もあり実がたわわについておりました。
阿部地区からバスで移動し由岐へと向かいました。お昼のお弁当を、西の地コミュニティセンターまったりカフェにてご用意いただき、みんなでワイワイ賑やかにいただきました。
昼食後には、阿部漁港で水揚げされたとれたてのアワビを、まったりカフェの漁師町のお母さんたちが、上手な捌き方を目の前でご披露頂きました。また料理方法も教えていただき、勿論その後、高級なアワビの刺身を全員で美味しくいただきました。コリコリでとても食べ応えがあり、口の中いっぱいに磯の香りが広がり新鮮さを実感できました。
その後、由岐漁港の水揚げの様子を見学させてもらいました。次から次へと漁師さんが船で港へ戻ってくると、網の中にはアワビやサザエがいっぱい。間近で見るのも初めてで、何かお手伝いしたいな~、漁師さんってかっこいいなあ~という目線を子供たちがいっぱい向けながら、ワクワクしながら計量を見学しました。次から次へと持ち込まれる水揚げされたものが計量されていき、アワビ・サザエ・とこぶし・ウニなど中には黒アワビも種類ごとに手際よく仕分けされていきました。
また、西の地コミュニティセンターに戻り、とれたてのサザエを湯がいてもらい、全員で実食。楊枝でくるくると上手に身を外しながら丸ごとパクリと美味しくいただきました。小さいお子様は少し苦みを感じたかもしれませんね。
その後、西の地コミュニティセンターの2階にて美波町役場由岐支所の濱様から、町の歴史や産業、漁業、町の抱える課題や町おこしの事など色々とお話しいただき教えていただきました。濱様からは子供たちに是非移住してきて欲しいと強く熱望されていらっしゃいました。
最後に由岐の浜辺まで全員で散策し、足だけつかりプチ海水浴。本当に少し暑いくらいですが良い天候に恵まれ、予定通りのスケジュールで全ての企画が実施・体験でき素晴らしい1日となりました。クレエールの皆様、阿部漁業協同組合、由岐漁業協同組合、西の地コミュニティセンターまったりカフェ及び地域の皆様方のご協力に感謝申し上げます。思い出に残る1日を誠に有難うございました。